
制作 :ωstar(公式サイト)
ランク:A
過ちを認める勇気さえあれば世界はこんなにも美しく見える。
※後半ネタバレ有り
攻略順
<実攻略順>
各BADEND → Trueエンド
<推奨攻略順>
実攻略順に同じ。
感想(概要)
〇謎に満ちた世界とヒロイン
明らかに普通じゃないミステリー色の強い世界観は趣味に合っていて良かったです。謎についても大まかには予想できていたのですが、核の部分は予想しきれず驚かされたのも嬉しかったです。
〇『真実の愛』を実感できるシナリオ
声に出して泣いてしまうほどの光輝く愛に出会えたのは久しぶりです。この一点だけでも十二分にプレイした甲斐がありました。
△エッチシーンとシナリオの食い合わせが悪い。
ヒロインがドチャシコボディなので序盤の実用性は前作を凌駕しています。ただ後半はシナリオギミック上、どうしても使いにくくなってしまうのが残念でした。
まとめ
個人の好みによるところが大きいですが、エッチ―シーンの実用性は前作の方がシチュエーションが豊富で良かったと思います。(体は本作の雫ちゃんの方が好き)
ですがシナリオは圧倒的にこちらの方が好みです。決して軽くはない辛く陰鬱とした展開でしたが、それ報われるほどの『愛』がただただ美しい。非常に私好みの物語を堪能できて満足しました。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(ネタバレ有)
■沢渡 雫

純真可憐を体現したような女の子ですが、突然帰ってきたうえに明らかに主人公の彰人の認識が歪んでいたため、彼女をちょっと怪しんでいた時期もあります。(認識操作を普通に使っていたキリエちゃんが悪いんだよ…)
もっとも真相が明かされた今では、聖女としかいいようのないほど優しさと愛に満ちた女性でした。乱暴されてなお自分が好きになった彰人を疑わない絶対的な信頼。その愛の強固さには憧れすら抱きます。
まったく彰人くんは果報者としか言いようがありませんね。こんな幼馴染と相思相愛だなんて。
■神崎 彰人

若気の至りとはいえ彼のしたことは一線を超えています。ですが生きてその罪と向き合う“贖いの道”を選んだ彼の勇気を私は認めています。
担当医露骨すぎるので心象世界なのは割と早めに気づいていましたが、世界の絡繰りは中々面白くて良かったです。彼の選択でどのように分岐するかちょっと見ていきましょう。
雫を裏切る+真実を思い出す
自分の中の雫と同化して白昼を裸エプロンで歩くエンディングも強烈ですが、エッチシーンのめぐみちゃんの下品さにはビビりました。卑語マシマシとはいえ雫ちゃんはアレで上品だったんだ…と変に関心したほどです。
真実を思い出さない
思い出さないと物語の最初にループするというのは面白いと思いましたね。担当医の「今回の君は…」はまさかそのまんまの意味だったとは…気づけなかったことがちょっと悔しいです。
雫を信じ切る+真実を思い出す
雫を犯した罪に耐えかね彰人が自害を選んだというのは納得がいくオチで良かったです。特にこの真実は劣等感を募らせていく描写がリアリティがあってお気に入りです。
雫に釣り合わないことに絶望しそれでも欲しいという気持ちを抑えきれない。そこに若さゆえの短慮が加わって悲劇を生む。いやぁ感情が乗っていていいですね…
■変わらぬ友

実は本作で一番感動したのは現実で甲児とめぐみに会った時です。夢の世界で本当だと思っていた疎遠になった彼らがフェイクで、偽物だと思っていた彼らこそが現実だった。それを知ったとき私は涙が止まりませんでした。
空想よりも美しき現実の友人。ただ信じる勇気さえあれば世界は美しい。それを描いてくれた本作が私は大好きです
■エッチシーン
シーン8
待望のレオタードセックスなんですが、I字開脚がなかったことに正直キレてます。というかシャチホコみたいな腰に悪そうな姿勢が気になって使うどころではありませんした。
シーン12
TRUEルートでのみ見れるシーン。クロスした腕で胸が強調され非常にエッチ。本作のエッチシーンは全部夢世界の出来事なのですが、このシーンは例外じゃないかと思っています。
このシーンの雫は彰人が知らないはずの「告白できなかった後悔」を口にしているのですよね。なので実は本物の雫とシンクロしていたんじゃないかと思っています。というか全部妄想だと虚無感がヤバいのでそう思うことにします。
シーン16
雫を裏切りめぐみを受け入れる選択肢の騎乗位。濁点ついちゃうほどの下品な声はプラスなんですが、残念ながら「犯せよオラァ!」されて興奮できるほど、性癖のステージを高めてないんですよね…
■イメージフラワー

語るまでもなく勿忘草です。花言葉も『真実の愛』「私を忘れないで」「誠の愛」とピッタリであり疑う余地はありませんが、実はもう一つあると思っています。そう髪飾りの花です。
特徴からおそらくマーガレットだと思います。その花言葉は『真実の愛』「心に秘めた愛」「信頼」。この花は勿忘草と同じ意味の花言葉を持ちます。
二つの『真実の愛』を持つ雫の愛が強固なのは必然とすら言えます。ましてや片方は大好きな彼から贈られたもの。道中にすれ違いこそありましたが、相思相愛の二人が最後には結ばれて心から良かったと思います。
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