プレイ中:幻想牢獄のカレイドスコープ2

ハッピーライヴ ショウアップ アンコール!! 感想

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制作 :FAVORITE 
ランク:B 
 
表現者たちの物語のIF。語られなかった和服の少女とのお話。
※後半ネタバレ有

はじめに

ハッピーライヴ ショウアップ! 」のFDです。本編のプレイは必須です。

攻略順

<実攻略順>
アフター(カーレンティア → ペチカ → ルー → クラリス → ソフィア) → ミヤビ
 
<推奨攻略順>
お好みの順番でどうぞ。
 

感想(概要)

〇キャラクター同士の掛け合いが楽しい
前作同様キャラクター同士の掛け合いは面白くていいです。お互いに思いやる仲の良さが相変わらずよく出ていました。本編もこういう雰囲気が好きだったんですよね。
 
〇もうひとつのTRUE
ミヤビルート出来はかなり良かったです。「何故魔法使いをしたいのか?」を軸に話が上手く纏まっていたのも良かったですが、特にエピローグは中々衝撃的な内容で驚かされました。
 
△本編ヒロインのアフターが短い
ほぼエッチシーン1回で終わりのような内容です。流石に短いと感じましたが、ミヤビルートで出番があることを考えると、アフターなんてこの長さがいいのかもしれませんね。
 

まとめ

本編のミヤビルートが尻切蜻蛉で終わっていたので不安はありましたが、完成度が高く綺麗にまとまっていてよかったです。それだけに本編の粗末な扱いが残念はありますが、続きが気になるのならやって損はないです。
 
後は本編とは異なる側面で「何者かになる」が描かれているのですが、これが非常に良かったです。ともすれば本編を食いかねない内容でしたが意外性があって面白かったです。
 
※以下はネタバレ有感想です。






感想(ネタバレ有)

■ミヤビ・アサヒナ

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大和撫子な見た目とは裏腹に負けん気の強い元妹弟子。彼女の愚直とも呼べる真っすぐさは間違いなく美徳。ですが同時に危なっかしくもありますので、アキトが世話を焼きたくなる気持ちはよく分かります。
 
ルートはミヤビを軸にアキトが魔法使いの道にもう一度向き合う内容になっていますが、特に良かったなと思ったころがアキト自身が幸せになる理由をミヤビのためにとしたところです。
 
ミヤビとの生活を通して、自分が好きな彼女を支えるために魔法使いの道に戻る。そのために嫌っている親の名前すら利用するという流れは心情変化も綺麗で良かったです。
 
ミヤビちゃんが無理矢理されるのが好きというのはそれっぽくて大変結構なのですが舌が長いという設定要る?無理矢理が好きな舌の長い女という文章がエッチ過ぎるから要る(確信)
 

■エピローグ

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ソフィアの失恋は正直ビビりました。とんでもないものぶち込んできたなと思ったのと同時に、この物語の主役が彼女であることを理解しました。
 
一度「何者かになること」の輝かしきを知ったが最後、「何者かでない」暗闇に戻ることなど出来なくなります。なぜなら「何者かになること」こそ極限の自己肯定だからです。
 
それでもアキトが魔法使いでないのなら、その弱さを知る自分を「肯定」することができたでしょうね。でも彼は自分の知らない間に強くなってしまった。彼女にとってこの失恋は自分を「肯定」できなくなるアイデンティティ・クライシスですらあります。
 
「何者かにならない」選択を選ぶことは理由なく自己を肯定する勇気を伴います。だからこそ臆病な彼女は臆病が故に足掻く必要がある。ですがそれも間違いなく表現者の在り方の一つでしょう。
 
本編ソフィアルートと同じくアキトへの憧れから魔法使いを目指すのに在り方がこうも違うとは…いやはや中々の演目でした。ハラショー!お見事です。

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