二股クズ野郎をとりまくドタバタラブコメ。
重い設定はあるけど、そこまで重くない作品。
※後半はネタバレ有
重い設定はあるけど、そこまで重くない作品。
※後半はネタバレ有
結愛と煌のどちらの派生に分岐するか選んだ後、ヒロイン個別の分岐になります。下線部単位で組み合わせになります。
<実攻略順>
煌 → 宮子 → 瑠衣 → 結愛
煌 → 宮子 → 瑠衣 → 結愛
<推奨攻略順>
結愛は最初か最後を推奨。他はお好みの順番でどうぞ。
結愛は最初か最後を推奨。他はお好みの順番でどうぞ。
感想(概要)
〇ヒロインどうしの関係の深まり
本作の一番良い点は、ヒロインどうしの仲の深まりが、良くかけていることだと思います。最初は知らなかったのにいつの間にか仲良くなってたり、すれ違っていたのに自然体で話せるようになってたり、そういうところが見ていて気持ち良かったです。
本作の一番良い点は、ヒロインどうしの仲の深まりが、良くかけていることだと思います。最初は知らなかったのにいつの間にか仲良くなってたり、すれ違っていたのに自然体で話せるようになってたり、そういうところが見ていて気持ち良かったです。
×重くない二股
二股という言葉から連想できる展開は対してないですし、基本的にコメディとして消化されています。メーカーのカラー的にはそれで正しいのかもしれませんが、二股ならではの醍醐味もないので、このテーマを選んだ理由はわかりませんでした。
二股という言葉から連想できる展開は対してないですし、基本的にコメディとして消化されています。メーカーのカラー的にはそれで正しいのかもしれませんが、二股ならではの醍醐味もないので、このテーマを選んだ理由はわかりませんでした。
△クズ主人公
運命の恋に憧れているくせに、好きになってくれた人に嫌われたくない、そういう心情は分からんでもないですし、そうなる背景もあるので、個人的に嫌いではないです。ただ優柔不断なクズではあるので好きでもないです。
まとめ
ブランドの強みである、ワチャワチャした掛け合いの楽しさを維持できてるのは流石だとは思います。ですが背景の重さに比較して、作風がライトすぎるとは感じたので、ストライクゾーンからは外れた作品ではありました。
ブランドカラー的に、重い恋愛なんて求められていないのかもしれませんが、もし本当にそういうのが描きたいなら、恐れず攻めてきてほしいです。私はいつでも歓迎しますよ。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(各ルート)
■十色 煌

自分に自信がない、ホワホワ可愛いハーフの彼女。どいつもこいつも腹に一物抱えていますが、彼女だけは例外で自分にも他人にも正直です。そして誰よりも優しく慈愛に満ちている。本作で一番気に入ったヒロインです。
臆病さから友達が欲しくても作れなかった彼女ですが、どのルートでもたくさんの友達を作れています。こういった良い子の願いが叶うようになっている、この構成は好きです。後方保護者面したクズの鳴き声がウザかったのを除けば。
傍から見てると、性格がぶっちぎりで良い彼女を、選ばない理由がないんですよね。むしろ他の誰よりも誠実に好きでいてくれる彼女が選ばれないことは、過ちと言っても過言ではありません。
ですがエッチしてる最中に「愛している」と自己暗示かけながら、泣いたりなんかしてるあたり彼女ではダメなんでしょうね。贅沢な野郎だとは思いますが、そういう理想を捨てきれないところとかは嫌いじゃなかったりします。
■海野 宮子
過去に恋人となり、今はただ側にいたいだけの海が似合う女。過去の選択肢が非常に印象的です。下を選べてたら今はないだろと思って選んだら、本当に終わったのにはビックリしました。こういう意志のある仕掛けは好きですよ。
過去のことは哀れには思いますが、彼女の姿勢は好きではないですね。”ただ側にいたい”というのは安い願いではないと思っています。何も伝えない人間が得ていいものではないです。
正直ルート自体無理がある作りだと思っています。凪青が宮子を引きずっているのは理解できますが、あそこで煌を捨てるほどの執着とは思えませんし、それができるほど心臓が強いとも思えません。だから二股クズ野郎やってるんですから。
まぁ単純に描写不足な気もします。踏み込むと内容が暗くなりすぎるのかもしれませんが、そういう扱いになっちゃうなら、メインじゃない方が良かったかもしれませんね。
■御子柴 瑠衣

隠れオタをやっている、親友想いの面倒見のいい人。なんか重い過去を持っていたり、人間としてのネジが狂ってたりしない常識人なので、常に安心して見ていられるのが彼女のいいところです。あと愛称のルイルイの語感がいい。良すぎる。
結愛に対する執着という点については、親友である分凪青よりもはるかに拗らせていますが、どのルートでも結愛とそれなりの仲に戻るよう構成されているのは、人間力の違いが出ている感じがして好きです。
このルートは、今までの結愛への執着より、刹那的な瑠衣への感情が上回った先にあるので、理解してクズ行為ができるという、クズとして一段階”高み”にいます。そんなクズ野郎と相性がいいあたり、ルイルイはやっぱりクズ男製造機なんだなと思いました。
エッチシーンに軽度な暴力を解禁しているのはいい試みだとは思います。女の子ぐちゃぐちゃにするのって興奮しますからね。でも竿役がなんか冷静なせいか、そんなに気持ちよくなさそうに感じたので、個人的には微妙でした。
■信田 結愛

果ての海で泣いていた、愛に幻想を抱いている女。私は精華さんと同じでひねくれた結愛ちゃんが大好きなんですよね。現実に価値観を破壊されかけて尚、運命を信じ、真実の愛を信じたいという、未練がましいその姿が素敵。
ただキャラに対して作風がライト過ぎるので、家庭で色々あってやさぐれただけになっているのは、勿体ないなとは思います。
真愛に対する悪意の感情とか、瑠衣が驚愕するほどの”いい子”からの変化とか、そういうネガティブ方向の掘り下げがもっと欲しかったです。正直彼女に関しては、ないのがおかしいぐらいだと思うんですがね…
それでも他ヒロインに比べて凪青が考えているより言葉にしてるほうが多いとか、歯に衣着せず好き放題言い合ってるところか、結構いいなぁって思う部分もあるんで、なんだかんだこの2人の関係は嫌いではないです。
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