AIにより高度に発達した世界での、地球と月の恋物語。
設定の密度が異常。よくこれだけ突っ込めたと思う。
※後半はネタバレ有
設定の密度が異常。よくこれだけ突っ込めたと思う。
※後半はネタバレ有
ありません一本道です。
感想(概要)
〇未来世界の設定
理想的にVRが発展した未来の描写が絶妙です。「こうなったらいいのになぁ」と思うような世界が、本作にはありました。プラスの方向に想像力が働く、この世界観を非常に気に入っています。
理想的にVRが発展した未来の描写が絶妙です。「こうなったらいいのになぁ」と思うような世界が、本作にはありました。プラスの方向に想像力が働く、この世界観を非常に気に入っています。
〇主人公とヒロインの関係
お互いに孤独を持つ、2人ならではの恋物語を堪能させてもらいました。特に、ヒロインにメロメロになっていく主人公は最近見ていなかったので、そういうところも新鮮で良かったです。
お互いに孤独を持つ、2人ならではの恋物語を堪能させてもらいました。特に、ヒロインにメロメロになっていく主人公は最近見ていなかったので、そういうところも新鮮で良かったです。
×シナリオ後半の起伏
ロープライス相応の分量にしては、起伏過多だったかなと思います。そのせいで感情のピークアウトが途中で発生してしまい、ラストシーンにイマイチ感情を乗せられなかったです。
ロープライス相応の分量にしては、起伏過多だったかなと思います。そのせいで感情のピークアウトが途中で発生してしまい、ラストシーンにイマイチ感情を乗せられなかったです。
まとめ
これだけの未来を、地に足が付いた形で展開できているのは、驚異的です。公式サイトの”ふわふわ”な説明からは想像できなかったので、嬉しい誤算です。
シナリオの大筋自体は好きな部類です。だからこそ感情移入をさせてくれなかったことが残念でなりません。悪くはないんですが、もう少し良く料理できた気がする作品でした。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(ネタバレ有)
■LUNA-Q
元気いっぱいで愛くるしい笑顔をふりまく少女のAI…として出自を偽らざるを得なかった運命に呪われた月生まれの少女。
正体が”天宮 希優”という少女であった時は衝撃を超えて混乱しました。しかし考えれば考えるほど、AIであるよりも自然ですし、何よりタイトルに堂々と書いてあるので、ぐうの音もでません。お見事です。
馴れ初め、一緒のレース、リアルでのデート全ての思い出が、儚く切ないものとなり胸を締め付けます。ビットくんが、彼女を血眼になって追い求るのも道理です。
■本作の”奇跡”
本作で起きた奇跡は、最初の”地球のオオカミと月のウサギの出会い”だけです。多分これは意図したものであり、“運命に呪われた少女”を救うがテーマにあるのでしょう。
出会いの方法を”奇跡”とするため、救いの方法は”必然”とする。そのために色々理屈付けをしていたのは良かったと思います。ですがあんなに不幸である意味はないでしょう。
地球起動外れた時なんか飽きれていました。概要では起伏過多と書きましたが本当は不幸過多です。こっちの頭も冷えるので、途中から興が醒めるんですよ。素直に救わせるシナリオの方が、多分感動できましたね。
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