不登校でクリエイターなヒロインとの生徒会ラブコメ。
題材もキャラもいいのだが、不快要素がただただ残念。
※後半ネタバレあり
題材もキャラもいいのだが、不快要素がただただ残念。
※後半ネタバレあり
攻略順
<実攻略順>
華乃 → あすみ → 詩桜 → 妃愛
華乃 → あすみ → 詩桜 → 妃愛
<推奨攻略順>
お好みの順番でどうぞ。
お好みの順番でどうぞ。
感想(概要)
〇タイトルに偽りなきヒロイン
ヒロイン4人4色でハミダシている理由がしっかり設定してあり、かつそれがクリエイターとしての側面と結びつけられていたので、可愛いだけでなく、ちゃんとヒロインとしての個を感じられました。
〇クリエイターならではのシナリオ
華乃、あすみに関しては彼女達なりの活動に対する情熱、プライドを感じられて良かったです。個人的にそういうのは好みです。妃愛からも感じられましたが、兄妹愛の方が前に出るため、そういう点は少し薄く残念でした。仕方ないですがね。
×必要な描写の不足
力を入れるべき重要なイベントでも、あっさりと描かれただけで次に進むので、キャラクターとの間に温度差が生まれ、話に乗れず腑に落ちない箇所がありました。特に酷かったのは詩桜ルートで、正直力尽きたとすら思えます。
×不快な描写の充実
クソみたいなモブ、出てくる大人が悉くアレ、追い詰めるだけの胸糞展開等、不快な描写が多かったのは不満です。こういうのに頼らないで作ってほしいものです。特に妃愛ルートは不快要素で話が進むので、正直きつかったです。
クソみたいなモブ、出てくる大人が悉くアレ、追い詰めるだけの胸糞展開等、不快な描写が多かったのは不満です。こういうのに頼らないで作ってほしいものです。特に妃愛ルートは不快要素で話が進むので、正直きつかったです。
まとめ
ハミダシものとクリエイターであることを掛け合わせた、華乃、あすみに関しては楽しめました。彼女たちなりに前を向いた自分の結論を出しての終わりなので、読後感もよかったです。
一方で詩桜と妃愛については上述の通り楽しめたとは言い難いです。先に華乃、あすみをやってしまったことから、クリエイターとしての話を期待したのも響いているかもしれません。
胸糞シリアスで話を進めるのは、基本的にマイナスでしかないと思うので、次回作があれば、そういった点の改善を期待したいです。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(ネタバレ有)
■常盤 華乃
たこ焼きに対して強欲な憧れの神絵師。ロケットおっぱい is God.彼女の義理堅い性格は好ましく。仕事に絶対の自信と誇りがあるのが伺えます。テンパると出てくる「そうわよ」は本作のベストワード。
ヒロインの中でも主人公との関係は一番自然な恋人に見えます。歯に衣着せず物言い合える、与え与えられな関係ってのがいいです。性欲が強いのもそれはそれでクリエイターらしい気がします。
自分の創作に嘘をつかないプロ思考に好感が持てていた…というか私の理想とするクリエイター思考そのものだったりします。だからこそトラウマから表にだせない彼女の心境は、読んでいても苦しかったです。
ですがそれだけに、トラウマを克服し預金叩きつけた彼女には胸がすきました。黒歴史におびえていたころの面影はもうないですね。良い気っ風でした。
■錦 あすみ
魂まで天使なVruberの歌姫。これから夏に肉まんを買います。この華奢さは犯罪的で、久々に見た目で心を掴まれるぐらい気に入りました。普段丁寧語なのに、妃愛だけタメ語なのもなんか好きです。
男性不振は主人公に都合よすぎないか?と最初思っていましたが、過去を聞くと納得です。歌うことが好きな彼女にとって、この過去はPTSDになってもおかしくないレベルでしょう。
それでも歌いたいと思うほど彼女は音楽と歌うことが好きで、それを助けたのが、Vtuberというのは救いのある素敵な話です。
技術の本懐は「誰かの助けになれること」だと私は思っています。Vtuberという技術が彼女を救い、彼女もまた同じように誰かを救いたいと思う、この正のスパイラルがすごく好きなので、本作ではこのルートが一番好きです。
ただ事務所関係はちょっと良くないところが目につき過ぎました。一社員に不祥事の責任を負わせる事務所もクソですが、鳴門さんもギャグで許されていい範囲を超えてしまっているので、再発防止策を提案させるぐらいは、やらせた方が良かったと思います。
■鎌倉 詩桜
元生徒会長の作家先生。桜島大根扱いはキレても仕方ない。この上ないクソムーブをかました彼女と一体どういう経緯で恋仲になるのか、普通ではないものが見れそうで楽しみでした。楽しみだったんです…
正直詩桜が主人公を好きな理由が理解できませんでした。彼女曰く、みかんカフェで精力的に働く彼と事前情報のギャップっぽいですが、肝心のみかんカフェは1日目しか描写されておらず、4日間頑張った感がないので、いうほどのことか?と思ってしまうのが正直な感想です。
交通事故はあまりに唐突で言葉もありません。百歩譲って事故は必要でも、それを主人公の過失にする理由が分からない。不要なヘイトチャージに思えます。というか自転車で居眠り運転って、その行為自体要検査レベルでは?
でも4シーン目の拘束無様アクメは悪くなかったですね。生意気な女を分からせてやった感がいいです。
■小泉 妃愛
現役大人気声優な妹。じゃれついてくる時の可愛さは尋常ではなく、何度奇声を発したか覚えてません。後煽ってくるときの意味不明に高いテンション好きです。
序盤の段階では兄を養う目的がないと壊れるだけの理由があり、主人公もそれを察して、あえて養われてると思っていました。妃愛は当たっていますが、主人公は過大評価でしたね。
このルートで一番良かったのは、妃愛の慟哭ですね。普段なんでもこなす完璧な彼女が、にべもなく泣きはらす様は、胸にクルものがありまず。やはり感情が爆ぜる瞬間はいいです。
しかし彼女を泣かせたその手段は、クソとしか言いようがありません。卵をぶつけられて泣き寝入りするしかないヒロインを見せられるこちらの感情を考えてほしいです。気分が良いわけないだろ。
ですが最後の「兄妹ぼっち」は今まで秘めていた妃愛の想いが、余すことなく詰め込まれていて、ルートの締めとして素晴らしいです。最もそれを以てしても、これまでの胸糞悪さを払拭できませんが。
コメント