プレイ中:幻想牢獄のカレイドスコープ2

ソーサレス*アライヴ! 感想

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制作 :Flourite(公式サイト) 
ランク:A 
なろう系異世界転生ハーレムに擬態した作品。
前半と後半で作風が変化するダブルテイストゲー。
※後半ネタバレあり。
<実攻略順>
ソーサレス編(アキナ → アズーリア → ミア → ユズリハ) → アライヴ編(固定)
<推奨攻略順>
特にありませんのでお好みで大丈夫です。

感想(概要)

×物足りなさを感じる前半
前半のソーサレス編では、ライトな感じのキャラゲーといった感じで、所々光るところもあるのですが、読んでいて辛いところがあるのも事実です。後半故に抑えているところはあると思うのですが、それで見切られては元も子もないので、ソーサレス編のクォリティーも、もう少し高めて欲しかったところです。
〇怒涛の展開を見せる後半
後半のアライブ編では、シリアスな一面が顔を出し、作風がかなり変化します。前半で張った伏線を回収しながら、世界の謎が明らかになっていくので、次の展開が気になることも多かったです。読んでいてワクワクしました。
〇演出光るバトルシーン
魔法を使った4on4の攻防がキチンと書かれていて楽しめました。CG自体が綺麗で彩度が高いこともあって、戦闘エフェクトも派手でいい感じです。中二心をくすぐられるような演出のもあり、バトルシーンは総じて気に入っています。

まとめ

ソーサレス編で世界観を馴染ませて、アライヴ編で一気にまくし立てる綺麗な2部構成だったと思います。アライヴ編の勢いは素晴らしいものがあり、細かな点を気にすることなく話に熱中できるパワーがあります。
コメディ部分に関しては、正直サムイなと思うところもありましたが、軸となる展開は文句なくオチもしっかりとしていたので、思った以上に満足できた作品でした。
※以下各ルートネタバレを含みます。







感想(ソーサレス編)

■アキナ・ランドール

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見た目から受ける印象通り、素直になれない系ツンデレヒロイン。愚直とも言うべき真っすぐさこそが彼女の最大の魅力です。でも好きな恋愛小説について語るときは年相応の無邪気さで可愛いですね。
展開自体は恋心自覚することで解決するよくあるタイプのものですが、自分の気持ちが分からず不調になったときのメンタルの書き方が上手いです。周りが何も見えなくなっていく様がアキナらしく、心の弱さが良く出ていてソーサレス編の中では一番好きなルートです。
また、このルートのブリットアニア戦は個人的にベストバウトです。リーダー同士の一騎打ちになって、新技の応酬もいいのですが、最後の†闇色の炎†がクソカッコよくて気に入っています。

■アズーリア・ニューフィールド

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お姉さんのような包容力が魅力的な、おっとりした女性。このおっぱいで床上手とか男を落とすことに特化しすぎでは? ザッパー↓のイントネーションが特殊で力の抜ける感じがクセになります。
このルートイチャラブ的には悪くないのですが全般的に質は低いです。伯爵とか芋とかもありますが特にキツかったのが妹の誘拐です。このせいで楽しみにしていた試合を茶番にされたのが辛かったです。

■ミア・ウェルチ

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妹に似ている天真爛漫な少女。他ヒロインと違い最初から友好的なのは何だかアドバンテージになります。ゼピュロスは全般的に便利ですね。機動力はやはり正義です。
ラブレター品評会があったり、ギャグテイストが目立つシナリオでした。このルートのミアはイラついていることも多く正直好きではありません。アライヴ編後だとミアの気持ちも何となく分かるのですけどね…
驚いたのはアキナ・アズーリアとの4Pがあること。事前2人のルートをやっていたこともあってか非常にエッチで実用性が高かったです。

■ユズリハ・サーバル

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氷のイメージからくる素直クールヒロイン。と思いきや意外とユーモラスな一面もあるなかなか面白い娘です。その華奢な外見と学院での立ち位置から庇護欲が思いっきりそそられます。
ミズガルズ戦はアキナルートが良く描けてたのでどうなるかと思ったのですが、追手との実戦という形に上手くズラしたなと感心しました。
展開に強引さを感じなかったと言えばウソになりますが、ピンチに仲間が駆けつけるところは熱いですし、何より最後のユズリハの笑顔を見ると、心から「良かった」と思えるのでこのルートは割と好きです。

感想(アライヴ編)

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開始早々パンチのある展開で大分驚かされました。ミアは片鱗すらなかったので完全に不意打ちですし、ユズリハはあれほど嫌っていたので、衝撃を受けたのを覚えています。
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印象深かったのはクーデターシナリオの学院側でしょうか。アキナとリリが復讐鬼なる展開は学院側シナリオの彼女たちと全然違い、主人公の影響力を上手く表現できていて良かったです。
貴族たることに誇りを持っていた彼女達の口調が下劣なものになる辺り、主人公不在の学院が相当ヤバい状態なのが伺えます。
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実は異世界ではなく遠い未来の話だったというのはSFチックで結構好きです。原点に戻ることで真の敵が見えてくるというのもいいですね。ただハーレムルートのくだりは全体的に展開が軽くて好きではありません。アライヴ編で大きな不満があるのはその部分くらいですけど。

■ユーミ・オーリエト

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圧倒的な強者感や、辛いときに唯一人味方でいくれたりで、魅力を感じる部分は多かったヒロインではあります。ですがマザーストーンの被害者とはいえ、今生で救われるには手遅れ感がありました。解き放たれて転生というのはいい落としどころです。
最後の男の子と女の子は解釈の余地がありますけど、素直に美由紀と公輝の転生体だと思うことにしています。長き因果から解き放たれての再開。これ程相応しい締めはないですからね。

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