制作 :シルキーズプラス DOLCHE
ランク:S
ランク:S
自我を持ったAIが恋をする近未来SFファンタジー。
ループ、バカゲーとしての側面もある盛りだくさんな作品。
※後半にネタバレを含みます。
ループ、バカゲーとしての側面もある盛りだくさんな作品。
※後半にネタバレを含みます。
攻略順
<実攻略順>
真白 → 三羽 → 久遠 → アペイリア(固定)
<推奨攻略順>
(真白 → 三羽) → 久遠 → アペイリア(固定)
真白と三羽はどちらが先でもいいと思いますのでお好みで。
真白と三羽はどちらが先でもいいと思いますのでお好みで。
感想(概要)
〇先の気になるシナリオ
進むごとに他の謎が絡みついてき、別の側面が顔を見せるシナリオはついつい読み進めてしまうこと請け合いです。ループの謎を解くために、得トライ&エラーを繰り返していくので、登場人物の行動に説得力が感じられました。
進むごとに他の謎が絡みついてき、別の側面が顔を見せるシナリオはついつい読み進めてしまうこと請け合いです。ループの謎を解くために、得トライ&エラーを繰り返していくので、登場人物の行動に説得力が感じられました。
△複雑な世界観と丁寧な解説
世界の構造やループギミックを推理する際に、図も交えながら解説してくれますが、それでも難解な箇所はあります。(このせいで振り返る機会が増えるのでバックログがクソなのが目立つ)これを追うのが本作品醍醐味ですが、楽しめるかどうかは人それぞれかと。
世界の構造やループギミックを推理する際に、図も交えながら解説してくれますが、それでも難解な箇所はあります。(このせいで振り返る機会が増えるのでバックログがクソなのが目立つ)これを追うのが本作品醍醐味ですが、楽しめるかどうかは人それぞれかと。
〇ユーモアあふれる熱いバトル
精液をコストとして能力を発揮するのはR18ならではですね。バカゲーじみた設定ですが、バトル自体は能力を推察しあったり、なかなかに熱い能力バトルをしてくれるのが素敵です。推理要素で頭使うので、緩衝材としてよかったです。
精液をコストとして能力を発揮するのはR18ならではですね。バカゲーじみた設定ですが、バトル自体は能力を推察しあったり、なかなかに熱い能力バトルをしてくれるのが素敵です。推理要素で頭使うので、緩衝材としてよかったです。
△賛否両論のエンディング
テーマに対してはオチがついてると思っていますし納得もしていますが、ラストが淡泊すぎるのは事実かなと思います。ライターの性癖ゆえの力作だとは思いますが、もう少し読者側に歩み寄った着地が欲しかったのが正直なところです。
テーマに対してはオチがついてると思っていますし納得もしていますが、ラストが淡泊すぎるのは事実かなと思います。ライターの性癖ゆえの力作だとは思いますが、もう少し読者側に歩み寄った着地が欲しかったのが正直なところです。
まとめ
SF、能力バトル、ミステリー、タイムリープなど様々な要素を盛り込みちゃんとエロゲとして作られています。これだけの要素がありながら調和がとれているのはお見事としかいいようがありません。
要素の多さから人によって感想も異なるため、賛否両論はあるとは思いますが、ここまで読ませる力強い作品は稀なので、是非手にとって頂きたいです。
※以下ネタバレを含みます。
感想(ネタバレ有)
■アペイリア
彼女と過ごした1年は、半ば絶望からの逃避ではあるのですが、そこに確かな温かさと些細な幸福が詰まっていて気に入っています。
■桐島 三羽
観測者でもあっため、印象が何度も変わるヒロインで楽しかったです。2週目で序盤の言動を追うのとか面白そうですね。
■東 真白
雷霆や飛竜は中二病マインドがくすぐられて良い。印象に残る出番も結構あり、割とオイシイポジションであったかなと思います。
■一 久遠
ルートでは重要要素であるスワンプマンにフォーカスを持ってかれ、割を食ってしまった感は否めません。でも設定を生かした多重存在Hは良かった。
■桐島 零一
ちんこを武器にする変態ですが強さは本物で、切れ者である思考を幾度となく披露してくれるので信頼感がやばいです。特にシンカーとの思考戦はどのルートでも楽しかったです。
考察
■AIは恋をするか?
結局のところ本作品はのキモはこの問いかけになるかなと思います。AIであるアペイリアにとってはオーナーの命令が最高優先であり、存在意義そのものといっても過言ではないはずです。
にもかかわらず最期の時に零一の命令を無視してでも、零一の生存を優先しました。いつの間にか命令より零一自身の方が優先度が高くなっていたんでしょうね。
この優先度を書き換えた根源こそが“恋”であり、その選択をできたことが”自我”があることに他ならないと感じました。
■最後の干渉縞が消える演出
個人的には以下の2点からアペイリアシステムの実行者であるプレイヤー(読者)こそが、真の観測者であるっていう解釈をしました。
①「景」=「Landscape」
本作品は景とかいて「ひかり」と珍しい読ませ方をしていますが、この漢字の英訳が「Landscape」であることから風景(被観測対象)の意味を持つことが分かります。
このことから「景の海のアペイリア」というゲーム自体が観測される側であり、唯一観測可能なのはプレイヤーだけになります。
②APEIRIASYSTEM MENU > start_
『>start_』を押したのはプレイヤー。ぶっちゃけこれが言いたかっただけです。
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