プレイ中:幻想牢獄のカレイドスコープ2

GINKA 感想

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制作 :FrontWing 
ランク:C 
故郷に帰り初恋の銀色の幼馴染と合う夏。 
※後半ネタバレあり

攻略順

  • BADENDはありますが一本道です。
  • START終了後NEXTが解放されます。

感想(概要)

〇可憐な銀髪の少女
何と言っても目を引くのはヒロインであるギンカの可憐さです。キャラデザは間違いなく高レベルであり、その他にも背景の海の美しさやCGの美麗さには文句を付ける余地がありません。
 
×読者の求めたものとの解離
5年ぶりに帰った夏の故郷で、神隠しにあった初恋の子に当時の姿で再会する。これを見て初恋ヒロインとの青い春を期待する人は少なくないと思います。ですが実際に始まるのは暗い伝奇です。
 
×要素過多
ヒロインの設定、島の風習、謎に多い戦闘シーン、神と呪いetc…。ミドルプライスにしては扱う要素が多すぎます。そのため展開に唐突感を感じ読んでいて置き去りにされていると感じました。
 

まとめ

ヒロインの可憐さは素晴らしいです。これ以上を出せと言われて容易に出せる人間はいないでしょう。ただ設定の問題や描写不足により彼女のポテンシャルを引き出せ無かったのは残念でなりません。
 
要素一つ一つは面白くなる可能性を持っていますが、見せ方が悪い上に尺も足りてません。序盤は良かったですが後半はB級映画を見せられてる気にさせられました。
 
この内容ならフルプライスで、しっかり伝奇に挑戦すべきだったと思います。もし次作の構想があるなら最適な長さというのを考えてほしいです。
 
※以下はネタバレ有感想です。







感想(ネタバレ有)

■ギンカと銀花

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悪かった部分は無数にあるのですが致命傷だったのは、ヒロインをギンカと銀花の2人に分けてしまった点かなと思います。正直お子ちゃまな初恋の子とクール系ボニテ剣士ぐらいの認識しかありません。
 
同系統で言えば「ATRI -My Dear Moments-」はヒロイン1人の魅力を余すことなく表現できています。本作はそれ分割したせいで薄味になり、結果それが本作の核である恋心の説得力を弱めてしまった。
 
くだらない戦闘シーンをいれる余裕があったら、一つでも多くギンカと銀花の想いを感じるシーンを入れるべきだったと思います。もちろんずっと持っていたカタシロ等ない訳でないのですが、それも登場が遅すぎます。
 
ヒロインが自分の恋心を犠牲にしてまで主人公を蘇らせたのが本作なのですから、何よりも大事なのは“恋心”を持つにいたる説得力なのです。題材は好きだけに残念な気持ちは大きいです。
 

■四ノ宮 花憐

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初登場時は命を狙ってくるガチでヤバいおばさんでしたが、実際は娘のためにただひたすら尽力した良き母親です。何気に本作で一番好きなキャラクターです。
 
味方になったときの半端ではない。圧倒的な武力と修練で得た異能に夢世界に侵入可能な無法っぷり。冷徹なように見えて意外と甘いところも愛嬌があって良いです。なんというか一番人間味を感じました。そこが気に入っているんでしょうね。
 

■ヒルコ様

おそらくはイザナギとイザナミの最初の子にして捨てられた蛭子命が元ネタでしょう。蛭子(ヒルコ)はエビス(蛭子)と呼ばれることもあり、かの七福神の恵比寿と同じと見なされることもあるそうです。
 
あまり日本神話には詳しくないのでこれもWikiで調べた内容ですが、これぐらいの豆知識を入れるだけでもちょっとは面白いのですけどね。まぁ私の個人的な趣味としてはですけど。

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