〇遊び心があるシステム
ちびキャラの有効活用やアニメのような話数演出等、独特で遊び心があるシステムは良いです。特にロード周りのUIは気に入っています。選択からシームレスに場面ロードする作りはセンスがあります。
ちびキャラの有効活用やアニメのような話数演出等、独特で遊び心があるシステムは良いです。特にロード周りのUIは気に入っています。選択からシームレスに場面ロードする作りはセンスがあります。
×システムボイスオフがない
個人的にシステムボイスはガチアンチなので、これはちょっと無視できないマイナスですね。
個人的にシステムボイスはガチアンチなので、これはちょっと無視できないマイナスですね。
攻略順
<実攻略順>
エレナ → ゆめみ → 桐葉 → 逢桜(固定)
エレナ → ゆめみ → 桐葉 → 逢桜(固定)
<推奨攻略順>
逢桜は最後固定ですが、他の順序はお好きな順番で大丈夫です。
逢桜は最後固定ですが、他の順序はお好きな順番で大丈夫です。
感想(概要)
×主人公が不快
「創作 > それ以外」を徹底できる破綻者なら、独自のカッコよさを見出せるのですが、他人に左右され考えがブレるし、行動するのに時間がかかる辺り、単に自分のことが可愛いだけのクソ野郎としか思えませんでした。
「創作 > それ以外」を徹底できる破綻者なら、独自のカッコよさを見出せるのですが、他人に左右され考えがブレるし、行動するのに時間がかかる辺り、単に自分のことが可愛いだけのクソ野郎としか思えませんでした。
×”現実”と”普通”の乱用
この2つの言葉を軽く扱うのは、「事実は小説より奇なり」を地で行く令和という時代を考えてなさすぎます。現実との比較は作品を楽しむ上で邪魔だからしないんですが、作品側から乱発してくるから嫌でも比較しちゃいます。
この2つの言葉を軽く扱うのは、「事実は小説より奇なり」を地で行く令和という時代を考えてなさすぎます。現実との比較は作品を楽しむ上で邪魔だからしないんですが、作品側から乱発してくるから嫌でも比較しちゃいます。
×個別ルートが劣悪
短いですし薄いです。その上意味不明な設定や展開もありますから、負において隙がないです。まぁ全部悪いわけでは無く、ちゃんとヒロインの可愛さを出せてはいたりもしますが、アベレージで見るとダメですね。
短いですし薄いです。その上意味不明な設定や展開もありますから、負において隙がないです。まぁ全部悪いわけでは無く、ちゃんとヒロインの可愛さを出せてはいたりもしますが、アベレージで見るとダメですね。
△エッチシーンの扱い
シーン自体は構図も良く質も高いです。回数も3回と個人的には丁度いい塩梅です。ただシーンが連打するのは頂けません。更に言うと1つはセックスすること自体が意味不明の状況です。
シーン自体は構図も良く質も高いです。回数も3回と個人的には丁度いい塩梅です。ただシーンが連打するのは頂けません。更に言うと1つはセックスすること自体が意味不明の状況です。
まとめ
ノベルゲーム形式のエロゲにおいて主人公は一番大切です。読者がカッコいいと思わないと、それに恋するヒロインの魅力も落ちるのですから、当然と言えば当然です。
だけど本作の主人公は、好きになるために”普通”を捨てることを、ヒロインに強要するクズ野郎です。どうコイツを好きになれと?ついでに不幸のご都合主義まみれのシナリオも嫌いです。
原画の先生方は良い仕事をされていますし、システム面も独特で良い感じですが、それらを無に帰すほどに、テキストとシナリオが壊滅的です。根本的に合わない。本作のライターの作品は二度と買いません。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(ネタバレ有)
■雪咲 エレナ
彼女のイベントでは、Episode7の消失した天与の才が、告白で戻ってくるシーンが一番好きです。それがクリスマス(イブ)な辺り、才能を知恵の実に見立てているよう感じ、オシャレだなと感じました。ライターがそんなこと考えてないのは知ってます。
個別ルートの中では一番つくりがマトモだと思います。女の子として好きになりたいという自分の意思とは無関係に、好きでいてもらうために天才として前に居続けることが、幸せなのかは疑問です。
ですが”書くことが好き”という気づきを得られたことは、彼女にとって大切ですし、天才であることを嫌う理由は解消されているので、まぁこういう関係もいいかなとは思います。
■凪間 ゆめみ
共通は前半の彼女がフィーチャーされるEpisode3が一番好みです。学校に通うという”普通”の価値の高さをちゃんと描写している点が好みです。まぁその後”クリエイターは普通じゃないから”みたいな、驕りきった言葉が出まくるんですけどね。
個別ルートの彼女は、正直精神的DVの被害者に見えます。姫子が言った「否定し現実逃避させろ」を自分依存に変えただけで、逃避させ続けるという点では同じことをしているように思います。
それどころか捨てられたくない一心がプラスされた分質が悪く感じます。ゆめみが自分で選んだ結果なら良いのですが、選ばされたようにしか感じなかったので、どうしても否定的な見方になります。
■月見坂 桐葉
理想物件の相手ではなく、自分が惚れた相手を”選べる”ことこそ、彼女が自分を持っている努力してきた人間である証拠です。無意識であることは不思議ですらない、積み上げてきた人間なら逆に当然です。
彼女は他のヒロインと違い。声優として確固たる己を持ち、主人公との摩擦もないので、急な展開になるのは仕様がないかもしれません。でも”厄介ファン殺凸失声症”はないでしょ。
この後の展開はどう取り繕っても否定の言葉しか出せません。クソシリアスと言うとクソシリアスに失礼な恐るべき”何か”でした。本当に意味が分からないし理解したくもない。
■彩瀬 逢桜
私の中で彼女は最大の被害者です。彼女は好きな人のために、”そいつが考えるクリエイター”にならざるを得なかっただけです。哀れという他ありません。ちなみに私の中では本作の主人公は”創作者”ではありません。
創作者とは創作物のためにある存在です。創作物のために血道を上げる者がそう呼ばれます。彼がそういう人間なら彼女も報われるのですが、残念ながらそうではありません。
3回目のセックスがいい例です。AS完成の確率、逢桜生存の確率全てを下げる目先の快楽以外に意味のない行為。創作者でも正常な恋人でも選ばない行為です。衝動的な生き方をしてるだけなんですよ彼は。
そんな男を忘れられなかった時点で詰みです。最後に彼女は奇跡なんていらないと言っていますが、心配しなくても奇跡の方から断られます。生きようとしていない人間に降りるほど、奇跡は破綻してませんよ。
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