源義経の生涯を様々な角度から表現した作品。
3章の受け止め方次第で、個々人で評価が割れると思う。
※後半ネタバレあり
3章の受け止め方次第で、個々人で評価が割れると思う。
※後半ネタバレあり
攻略順
ありません1本道です。
感想(概要)
〇源義経の魅力を高レベルで出力
本作はこれが良く出来ていた作品だったと思います。1章の本格的に表舞台に出てからの展開はノリに乗っていて、読み進める手が止まらない程勢いがあり面白いものでした。また2章の各伝説を利用したシナリオも面白いものでした。
本作はこれが良く出来ていた作品だったと思います。1章の本格的に表舞台に出てからの展開はノリに乗っていて、読み進める手が止まらない程勢いがあり面白いものでした。また2章の各伝説を利用したシナリオも面白いものでした。
×薄い恋愛要素
この作品に求めるべきことはないのは承知ですが、恋愛描写についてはあまりやる気を感じず残念です。いまさら鈍感主人公をチョイスするのもアレですが、主人公がモテる→ヒロインが嫉妬するのパターンを乱打してくるのは、気にくわない点でしたね。
この作品に求めるべきことはないのは承知ですが、恋愛描写についてはあまりやる気を感じず残念です。いまさら鈍感主人公をチョイスするのもアレですが、主人公がモテる→ヒロインが嫉妬するのパターンを乱打してくるのは、気にくわない点でしたね。
×異端の3章
1、2章はベースとなった義経の話があり、それが面白さの源泉になっていたように感じます。ですが3章は平安末期という括りからすら外れていて、読者を置いてけぼりにしてしまうシナリオに、なってしまっているような気がしました。
1、2章はベースとなった義経の話があり、それが面白さの源泉になっていたように感じます。ですが3章は平安末期という括りからすら外れていて、読者を置いてけぼりにしてしまうシナリオに、なってしまっているような気がしました。
まとめ
平安末期の源義経の物語がもつ面白さを十分に引き出せているだけで、この作品には価値があるとは思われます。源平ないし義経に興味がある方であれば、手に取る価値はあるかと。
反面タイムスリップ等作品独自の要素については、あれもこれもつぎ足し続けて、情報過多になった上に、それが義経に纏わる話でないことから、3章のような独りよがりなシナリオとして浮き出たように思えます。
個人的には無理に1本化せずに、正史と北方伝説で分けてしまい、無理にタイムスリップの理由付けとかもしなくて良かったんじゃないかなと思いました。
※以下はネタバレ有感想です。
感想(ネタバレ有)
■1章:正史編
最初は少しタルイかな?と思っていましたが、義仲追討から平家討伐までの電撃的な展開は見事です。無識な私でもかの逆落としは存じており、その辺を読んでた時のテンションは大分高かったです。知ってることが出てくるとテンション上がりますね。
また頼朝との仲が険悪になっていくのもいい感じです。非常に頼朝側にムカついてたり、主人公の境遇に同情したりと作品世界に入り込めていた気がします。そんなことからも一番好きな章だったりします。
■2章:北行伝説編
1章とは打って変わって平家の残党と手を組むという大胆なシナリオでありながら、各伝説を上手く使って違和感のないシナリオになっていました。この章は最後以外は構成が綺麗でいいです。
四国にいるのに何で北方なんだと思っていましたが、この辺は鬼一を使って平泉にいって、そこから北方伝説に繋げてるは上手いなと思いました。個人的には奥州対鎌倉見てみたかったんですが、収集つかなくなりそうなんでやっぱ無理ですよね。
■3章:偽経編
多分一番描きたかった章何だろうなとは思います。ですがもはや半分日本神話編で何の話を聞かされているのか途中から「?」でした。
まぁ色々と不満点はありますが、個人的には死者の正気戻しが気に入りません。滅金の矢で怨念だけを祓ったから、正気に戻ってそのまま生きててOKってのは違うんじゃないかと。本来死んでいる筈なんだから、そこは骸に還るべきだと思うんですけどね。
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